標識のついたサギを見た方はご連絡下さい。

 カラーリング付きのサギ類を観察された方はご連絡ください。右足の
すね(人に例えると「ひざ」に見える関節の上)に環境省の金属リング
が、左足のすねにカラーリングがついています。カラーリングの色は、
2006年が黄色地に黒文字、2007年が白地に黒文字、2008年は紺(青)地
に白文字で、アルファベット1文字と数字2文字が組み合わされていま
す。C27、D13、N58などの文字が縦に読み取れます。

 日本で繁殖するサギ類の多くは、東南アジアで越冬することが知られ
ています。夏鳥のアマサギ・チュウサギはもちろん、コサギやゴイサギ
も海を渡ります。近年サギ類は減少しており、また感染症が注目される
中、サギ類の国内・国外の移動を把握することが重要になってきました。
そこで、山階鳥類研究所では2006年から3年計画で、サギ類の移動を調
べることになり、関東・中部・九州の3箇所でサギの雛にカラーリング
を付けました(詳しくは山階鳥類研究所のHP → こちら をご覧ください)。
群馬県では、2007年と2008年に伊勢崎市内のコロニーで、コサギの雛に
標識されました。今のところ群馬県で標識された個体が移動先で観察さ
れた例はありませんが、2008年は関東地方だけで300羽に標識されてい
るので、県内で観察される可能性が十分あります。

 ということで、カラーリング付きのサギ類を観察された方は、以下の
ことをご連絡ください。

 観察者氏名と連絡先、標識(地の色と3文字)、サギの種類、観察日
時、観察場所(できるだけ詳しく)、同時に観察した種類と個体数など、
画像があればその方がありがたいです。


連絡先はいずれかにお願いします。

○鳥便りのフォームから → こちら
○深井宣男まで     → こちら
○山階鳥類研究所まで  → こちら

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